車両
メルセデス ベンツ 190SL
シリアル番号190SL1210428501072
1958年型
エンジン型式 121
排気量1890 CC
(症状)
エンジンから突然叩く様な大きな音がしてきました190SLが、修理に入りました。
(点検 診断)
聴診器をロッカーカバーに当てて音の出ている場所を調べると3番シリンダーから聞こえてきます。
(原因)
ロッカーカバーを外して見ると3番と4番シリンダーのロッカーアームホルダーの止めボルトが緩んでバルブクリアランスが、異常に大きくなっていました。
ボルトを締め付けてみましたが、ロックしません。何時までも空回りです。
ロッカーアームを外して見るとすでに修理跡が有り、リコイルで、オーバーサイズのねじ山修理が、されていました。
リコイルを取り付けるネジ山が壊れていました。
(修理方法)
(1) この場合リコイルは、2回は、使えませんので、シリンダーヘッドを外してアルミ溶接で大きくなった穴を埋めてネジ山を新たに切り治すのですが、大変大掛かりな作業になりますので今回は、別のやり方にしました。
(2) シリンダーヘッドにオーバーサイズのネジ山を作る。
それに合う、スペシャルボルトを製作する事にしました。
スタッドボルトにしてロックナットを、Wで止めました。
冷間で、インテーク0.1mm エキゾースト0.2mm にバルブクリアランス調整をしてエンジンを始動するとノイズは、出ていません。完全に治りました。
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